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スキューバダイビングと水圧の関係とは!

 

スキューバダイビングを楽しむにおいて、必ず向き合うことになるのが『水圧』です。

私たちの住んでいる地球の上空には、ものすごい空気の層があり
その空気の層を背負っているので、実は常に圧力を受けているのですが
普通に生活をしている中で気にしたことはないですよね🤔

でも水中世界ではスルー出来ないほどかなりの圧力を感じます!

今回はスキューバダイビングと水圧の関係について理解いただけたらと思います😊

 

ダイビング中にダイバーが受ける圧力とは!

上に書いたように私たちは常に圧力を受けて生活をしているのですが
どれくらいかというと、地球が張り付けている空気の層が約25万メートルあり
その空気の層が私たちの体にのしかかっています。

重さでいうと、1㎡に1.03㎏ 
小指の爪の上に約1㎏の物が乗っているイメージです!

そう考えると結構重いですよね~~😲

この空気の重さつまり、普段受けている圧力の事を大気圧と言います。
そしてこの大気圧は1気圧として表します。

 

ですが、ダイビングをしていくとそれに海水の重さ=水圧がかかってきます!
海水は空気よりもとても重たい物質なので、水深10mごとに1気圧かかってくるのです😲

空気の層だと25万mで1気圧なのに、海水だとたった10mで1気圧って考えると
海水の重さはものすごいんだなと感じますね😲

ダイバーはこの大気圧と水圧を足した圧力を常にうけていることになるのです☝️
そのことを絶対圧と言います!

ちょっとややこしくなりましたが、

大気圧(1気圧)+水圧(10mごとに1気圧)=絶対圧

つまり水深10mにいるダイバーが受ける絶対圧は2気圧
水深20mにいるダイバーでは3気圧ということになります🤲

 

ダイビング中に圧力を受けることでダイバーに起こる事とは?

これだけ沢山の圧力を受けると、それなりの影響も出てきます!
影響を受ける事と、対処法も含め解説!

 

耳抜きと圧力

ダイビングをしていなくても『耳抜き』という言葉はご存じの方は多いと思います👂
これも圧力と大きく関係しています。

空気を含め、気体は圧力がかかると、収縮していく特性があります。
例えば、空気をぱんぱんに閉じこめた風船を外から圧力をかけると
中の気体が収縮して、風船はしぼんでいきます🎈

このように風船の中と外での圧力のバランスが崩れる事をスクイズと言います。

 

耳の鼓膜の内側を中耳と言って、ここも風船と同じように空間になっており
圧力が強くなると、スクイズがかかり、鼓膜を内側に引っ張られて
放置すると、とっても痛くなります😱

ひどい場合には鼓膜が破れたり、中耳炎になったりするので
ここで重要になるのが耳抜きでございます!

 

原理は、簡単に言うと、収縮した中耳内の空気を復活させて引っ張られた鼓膜を元に戻すこと!
鼻の穴をふさぎ、ゆっくり鼻をかむようにすれば、
空気が耳の方に流れ鼓膜を外に押し出してくれます!

耳抜きの詳しいやり方とコツは他のブログで紹介しているので
是非チェックしてみてください👍👍

 

ダイビング 耳抜きの感触

 

呼吸と圧力

スキューバダイビングで深く海中に潜っていくと
普段呼吸をしているよりも呼吸量が多くなるのはご存じでしょうか!

 

肺の中は空気でぱんぱんにしなければならないのですが
深く潜ると、呼吸器(レギュレーター)から流れてくる空気は
2気圧だと通常の空気の2倍圧縮されているので、
肺を満たすためには2倍吸わなきゃいけないです!

 

水深20mで3気圧だと3倍
水深30mで4気圧だと4倍の空気を消費してしまうので
深ければ深いほど空気の消費量は多くなっていくんですね~~☝️

面白いですね!

深い場所でいつの間にか空気がなくなってしまわないよう
水深、残圧はこまめにチェックしましょうね!

 

そして、吸った後の肺の空気にも注意が必要なのです。。

圧力が強い深い所で、収縮した空気で肺をぱんぱんにしたあと
呼吸を止めて浮上した場合、気体は反対に膨張していくので

肺はキャパオーバーになってしまい、肺に穴が開いてしまう
肺の過膨張障害に繋がってしまいます。。

 

なので、スキューバダイビングをしている時は
絶対に呼吸を止めないでください!

絶対ですよ!

 


まだまだスキューバダイビングと水圧の関係は奥深く
紹介しきれないほどあるので、また気が向いたら書いてみますね😉

 

 

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さくら

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